ミニプログラム参入アプリ徹底予想! 次に来るのは口コミと地図

ミニプログラム参入予想 解説

ミニプログラム参入候補(1):口コミアプリ

口コミアプリ

口コミアプリを見ている人の多くが「何かを買うか迷っている人」なので、買いたいと思ったタイミングで対象商品を購入できるミニプログラムはとても相性が良いです。

WeChatミニプログラムの一番の武器はここで、WeChatは「友達による口コミが日々送られてくるアプリ」と見ることができます。一番信頼できるレビュアーである友達から、商品・お店・ゲームにマンガとあらゆるサービスのレビューが送られてくる。

友達から教えてもらった情報に対して、「アクションを起こしたいと思ったときにすぐにアクション(購入、予約、ゲームプレイ、行き方を調べる、など)を起こせる」。

これが、WeChatが絶対的にミニプログラムと相性がよい理由で、口コミ特化の他アプリもミニプログラムに参入してくるのはほぼ間違いないかなと思います。

逆に、悪いレビューを見た直後のユーザーには商品情報を見せない、良いレビューを書いた人に割引クーポンを送るといった使い方も考えられます。

Alipayの芝麻信用を使ったユーザー振り分けに近いですが、この使い方も今後どんどん増えていくのではと思っています。

ミニプログラム参入候補(2):地図アプリ

地図アプリ

地図アプリがミニプログラムを導入する強みは、「ユーザーの現在地」「ユーザーの目的地」の近くにある様々な店やイベントを紹介して、そのまま行動させやすいことです。

以前書いた下記記事で「ユーザーが求めているときに、求めているサービスを」というのがミニプログラムの大きなメリットの1つと紹介しました(対象となるお店にいるときだけ起動する、など)。

https://minipro.tech-nomad.asia/whats-mini-program/

地図アプリは、その人が「今どこにいて」「何分後にどこにいる(目的地だけでなく途中にある場所も含めて)」を、かなりの精度で予測したり把握したりすることができますし、それらに基づいた提案をできる店舗情報などを蓄積しています。

地図アプリとミニプログラムの相性は抜群で、今後間違いなく導入されてくるのではと思います。

補足:ランキング上位の他カテゴリはどうなのか

「口コミ」「地図」以外のカテゴリはダメなのかについて簡単に書いてみます。

裏方アプリはミニプログラムに向かない

・IME(文字入力の調整など)
・セキュリティ
・WiFi

といったユーザーが操作するというよりは裏で動く系のアプリは、ユーザーとの接触頻度(操作頻度)が低いため、ミニプログラムと相性が良くないです。

動画配信・ECアプリはユーザー数多いが、ミニプログラムとは相性悪い

動画視聴アプリは相性良さそうなのですが、自アプリ内のコンテンツ回遊を優先する可能性が高いかなと思います。

動画をきっかけに音楽を購入したり、DVDのパッケージを買ったりという方向はなくはないと思いますが、それよりは視聴時間を増やして広告(あるいはユーザー課金)で回収のビジネスになるかなと。

ECもほぼ同様の理由で参入するメリットが微妙かなと思います。自アプリ内の回遊を促して、取引総額を増やす方向に動くのではないでしょうか。

アプリストアはQuickAppという別の仕組みを開発中

VIVO、小米(シャオミ)など、スマホメーカーが運営するアプリストア。グーグルが中国から締め出されたことで生まれた中国独自の市場ですが、ここはアップル・グーグルと同じく、ミニプログラムによって利益を脅かされる側です。

それを証拠に、ランキングに上がっているシャオミ・OPPOや、スマホ市場で大きな影響力を持つファーウェイなどが連携してミニプログラムに対抗する「QuickApps」というプラットフォームを開発すると発表しています。

ミニプログラムに参入するには、QuickApps構想を見守る必要があるかなと思います。

まとめ

以上、中国の人気ランキングとミニプログラムの特徴をもとに、今後ミニプログラムに参入してくる可能性が高いアプリを予想してみました。

結果が出てきましたら、今回の考察の検証もしてみたいと思います。

ツイッターのフォローお願いします

編集長:テクノ大仏(@tech_nomad_)

・アジアのテック事情や世界のITトレンドをまとめた「テックノマド in アジア」

・中国スマホアプリのトレンド、ミニプログラムの情報をまとめた「ミニプロラボ」

の更新情報のほか、中国・アジアのテック企業に関する他メディアの記事紹介やコメントなどツイートしています。

解説
スポンサーリンク
中国スマホの最新トレンド・ミニプログラム(小程序)研究所【ミニプロラボ】

コメント